• プログラム経験者の声① 全文動画

  • プログラム経験者インタビュー(全文)

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    余語駿一くん、ミテモが運営した2021年度の名古屋市主催の高校生向け起業体験事業「スタートアップ・ユースキャンプ」に参加してくださいました。プログラム経験者として、本プログラムへのメッセージをいただきました。

    余語 俊一くんプロフィール

    愛知県立昭和高等学校3年生。4月からは鳥取大学農学部に通う。日本の伝統工芸品などを海外へ販売するビジネスに挑戦。チリ人の書道教室の先生と仲良くなり、習字道具を販売した。プログラム期間中にアルジェリアに友達ができて、現在も交流中。

     

    ―参加してみていかがでしたか?

     

    最初は意識、高い系の人たちがいっぱい集まってるんかなって思ってて、すごい緊張をしてたんですけど。参加してみると意外にそうでもないし、もちろんそういう子もいるんだけど、自分に似た性格とか自分に似た暮らしをしている人も普通にいて、思ったほどでもないな。みたいなのが最初、正直な感想だったんです。やっていく中で、海外の人たちと関わるというビジネスを考えて展開をしてたんですけど。僕ね、やる前、そういうタイプの人間じゃなくて、そんなわざわざ言葉も通じない人間と関わろうと、そういうことを思ったこともなくてなんだけど、やらなきゃいけない状況だっていうのに、自分が置かれてやってみると意外に出来ちゃってやって、めちゃくちゃ大変なんだけどやってみるとね、意外に出来ちゃってっていうのもあって、何ていうか、人間に対してもそうだし挑戦に対して、積極的になるきっかけになったかなーっていうふうに思っております。例えば、 イベントの後で僕は将来、大学で農業の勉強がしたいんですけど、名古屋大学で研究をしている研究員の人と農業の話をしたり、進路の話とか今後こういう世界になると、いいよねみたいなそういう話を結構する機会ももらえたりとか。あと最近英会話に通いはじめました。意外と思っていたよりも楽しいですよ。だから、「挑戦に対して集団免疫をつけよう」みたいなことは本当にあるなあっていうふうに僕は思っています。巡り巡って、またこういう形で、参加をさせてもらってるし「1人じゃ絶対にできなかったことかな」っていうふうに思いますね。自分的には結構変わりました。


    プログラムに参加を決めたきっかけは。

    もともと僕は、そこそこな学校に通ってるんですけど。周りの友達と将来どんな仕事しよーみたいな話になった時に、まずあったのは。「あれ、人の下で働くの無理じゃね」っていうふうに友達に言われたし、自分でも「やべえな」っていう風に思ってて。みんなはそのまま、いい企業に、良い大学に行っていい会社に入っていっぱい河川で遊びたいなあっていう人もいて。でも自分はいい会社に入って独立しようっていうふうに思ってたんですよね。その時に、会社に勤めながら独立の勉強するって滅茶苦茶大変じゃないかって思って、「やるなら今やっちゃおう」と思って応募したっていうのがきっかけなんで。「めちゃくちゃ起業がしたい」とか、「今すぐしたい」っていうよりかは、「予備知識として何か得るものがあったらいいなー」みたいなゆるいノリで参加をしました


    プログラムはどんな人にオススメですか?

     

    どんな人でもやってみたら楽しいと思うっていうのが正直なんです。けど僕はこのイベントで、もう名前ももう覚えてないんだけど、ほかのチームの女の子が自分ひとりでホームページを作ったんですよ。会話してて、「そういうノウハウ思ってたの?」とか、「今までホームページを作ったり運営をしてたの?」って聞いたら、「いや、初めて」って言うんですよ。「めちゃくちゃすげぇじゃん」って思っても、本人は、「すごい」って自分の事思ってなくて。「チームの中でこれぐらいしか自分にできることがなかったの」みたいなこと言うんですよ。俺は「え!?」みたいな。「めっちゃ凄いじゃん」と思って。自分はホームページなんて、作り方を全く知らないから。そんな才能思ってたのに気づけたいい機会になったと思うし、何よりも、もっと自信持っていいのになあっていうふうに思いましたね。なので、逆に自信が無い人とか、自分の得意分野がないっていう人こそ、是非参加して欲しいなあって思ってて。めっちゃちっちゃくてもいいんですけど、僕だったら、海外の人と英語で喋れたっていうのが結構いい成功体験みたいなマインドになって英会話行くことにしたんですけど、その子も、自信がないし、何もできないって思ってたけど、ホームページを自分ひとりで作れたわけですよ。そういう、別に起業で成功しなくてもやる過程で何か得られる成功体験っていうのが絶対にあると思うので、そういうの欲しがってる人成功体験が欲しいって思う思ってる人とか、そういう人が向いてるっていうか参加するとすごい、得るものが、大きいかなっていうふうには思います。

     

    この動画を見てくれてる親御さんへ伝えたいことはなんですか?

     

    僕たち学生にとって、学校っていうのが、やっぱり一番身近で一番でっかい社会なんですよね。僕は少なくともそうでした。学校外の人と関わることなんて滅多にないし、世界に行ったこともないし。でも実際はもっと広いわけじゃないですか。世界は。そういう今まで行ってた小学校、中学校、高校っていう狭い社会よりも、1歩飛び出して、本当に実際に居る世界に対してビジネスとか、挑戦をして行くっていう。このなんだろう高揚感というか。自分一人じゃ絶対やらないんです。だけどイベントに参加してチームのみんなと頑張ろうみたいな凄いポジティブな空間に囲われてチャレンジをすごいみんなで続けていくって言うのがメッチャこのイベントのいいところで、ぜひそれを親御さん、ぜひお子さんに体験させてあげると、すごい楽しいと思うんですね。僕は、このイベントに出た後に、自分の父親とか起業の話とかを良くするようになって。すごいね、楽しいですよ。前よりももっとね、いろんな話をできるようになって、親子ですごくいい機会になると思うので。是非是非、参加してくれたらなあっていうふうに思います。お子様の背中を押してあげてください。


    このブログを見ている人に伝えたいことはありますか?

     

    僕は、中学校で3年間ラグビーをやってたんですよ。結構僕のお父さんの世代だとラグビーやってる人すごい多いんですけど、今、中学校からラグビーやってるとすごい少ない。なんでかっていうと、すごく敷居が高いですよね。怪我をすごいするし。実際、僕は3回救急車で運ばれて3回入院をして、最後は手術をしてドクターストップでやめてるんですけど。起業も、すごい敷居が高いっていうイメージがあって、ちょっとミスるととんでもない損失と借金を手に入れてしまうっていう。すごいやばいスポーツじゃないけど、イメージがすごいあるんですけど、でもそれ頑張らなきゃいけない状況っていうのにいるから、とんでもなくつらいからこそ、まず凄まじい達成感を得れるし、そこを切り抜けたからこそ、今後に生きる経験っていうのになると思うんですよね。でも実際、高校生がじゃあ会社始めようみたいになって登記しようとかさ、さすがにマジで危ないと思うし、やる人もすごく少ないと思うから、そういう経験をこのイベントに参加したら気軽に得られるわけじゃないです。失敗しても大丈夫って言う安全ネットが張られて、でもポジティブな意識を持った人がすごい集まってる。いい空間でそういう経験ができるっていうのが、僕はすごい結構ありがたく感じたっていうのがあって。それをぜひ感じてほしいって言うか、今までそういうやばい状況を避けてきた人ってに、一回とんでもなく「ハゲそうなぐらい頭を使う」っていう状況を体験してもらいたい。「ヤベ、こんなミスしちゃったんだけど、どうしよう」みたいな。そういう経験っていうのを感じてほしいなあっていう風に思ってて。僕のチームはね最初、全く国境も越えずに、地元の公園で飲み物を余った飲み物を売ろうみたいな。全然国境を越えてないビジネスをやろうとしたんですけど。保健所からズタズタに言われ営業許可が降りず、10日間しかないビジネス期間を3日目で断念をしました。やべえと思って、あと6日ちょっとしかないのにどこで利益出そう。どのように転換しよう。本当に「ハゲるか」って思うぐらい頭を使って、結局国境を越えることになったんだけど。そういう「やばい状況」にぜひ足を踏み入れてほしいなあって思います。それこそよく、「人生は経験だ」っていうと思うんです。僕は18年しか生きてないんで、よく分かんないけど。すごいいい経験になると思うんで、本当にぜひやってほしいなあって思います

     

    私たち事務局に対して応援コメントをお願いします。

     

    めっちゃ応援してます。結構これ本心ですよ本心。適当じゃないですよ。高い意識を超えていくのは、めちゃくちゃ怖いんですよ。ほかのイベントだと大人に囲まれてとか。そういう状況で大学生チームの中に混ざってたりとか、結構勇気がいるんです。けど高校生限定っていう枠の中だからこそ、思い切ってできるかなって思うんで、そういう状況を作ってくれてる。 気軽に経験させてもらえる状況を作ってくれてる。めちゃくちゃありがたいしぜひ続けてほしいなって思ってます。