• プログラム経験者の声②

  • プログラム経験者インタビュー(全文)

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    井上創太くんは、ミテモが運営した2021年度の名古屋市主催の高校生向け起業体験事業「スタートアップ・ユースキャンプ」に参加してくださいました。プログラム経験者として、本プログラムへのメッセージをいただきました。

     

    井上 創太くんプロフィール

    愛知高等学校3年生。4月からは名城大学都市情報学部に通う。モーニングコールを行うビジネスに挑戦。主要事業の他にも、チームでつくったキャラクターでトートバック・LINEスタンプなどのグッズを販売。
     モーニングコールビジネス モニコHP

     

    ―参加してみていかがでしたか?

     

    高校生同年代の高校生と一緒にこう何かビジネスをするっていうだけで、それを最初聞いただけでとても面白そうだなというふうに思いました。本当に短いヶ月もないような期間で、実際にお金を渡されてでこう日間でビジネスしてこいみたいなさあ、お金を増やして来いっていう中で、それをこうチームで一生懸命取り組んだりとかこう何か大人の人に話を聞きに行って、それをもとにまた考えたりとか、夜遅くまでみんなお話してミーティングしたりとか、そういう時間はとても楽しかったなというふうに思っていますし、あの期間があったからこそ、こうまた何か自分終わったあとも何か自分の活動に活かしたりとか、何かまた次の挑戦ができたりみたいな感じでこう終わった後も参加してよかったなというふうに思えるそのようなプログラムだったなと思っています

     

    ―参加する前はどのように感じてましたか?

     

    参加する前は、スタートアップっていう言葉にとても興味はありつつも、あまりこう自分自身で活動を進めていくとか、自分で何か新しいことに挑戦していくってことはあまりしてこなかったので。そういう機会をすごい自分が欲しかったのかな、というふうに思ったりしますし、どれぐらいそういうのに興味がある子がいるんだろうっていうのは、わからなかったので、そういう意味ではこれに参加するっていうのは、とても大きいことなのかなというふうに思って、最初は参加をしました。

     

    ―プログラム中に「ここはすごいよかった」という期待を上回ったところはありましたか?

     

    僕が参加したときは初日だけリアルで行って、その後はオンラインみたいな感じだったんですけど、初日きてグループになったときに、いきなり2万円渡されたのが大きかったなって風に思っていて。「2万円を増やしてこい」って言われたときは、なんというかグッとこう期待を超えてきて。本当にビジネスやって行くんだなあっていう。ままごとって言い方はあれですけど、こう何か体験してみようぐらいではなくて、本気でやっていくっていう。本気で体験して、本気で学んでいくっていうのが、こう初日で見えたのはとても、大きかったなというふうに思って、期待をすごく超えてきたなと思っています。

     

    ―そうた君は様々なプログラムを経験していますね。他のプログラムと比べて、ここに参加しようという決め手は何でしたか?

     

    他にも何かほかのプログラムに参加したことがあります。自分で何か活動しているみたいな人でもあります。あまり高校生だけで、高校生を主体としているイベントとか、プログラムっていうのは本当にないなーという風に思いましたし、僕自身も今、高校年生で、来年から大学生になるんですけど。高校最後のうちに、何か新しいことに、そしてほかの高校の子とかと、誰かが一緒に当選をすれば参加したいなっていう風に思っていたので、予定を調整して、これにちゃんと参加して同意できるようにしたいなと思って参加をしました。

    このプログラムがならではのいいところだなって言うのは、高校生限定とかです。

     高校生もそうですし、それをこう支えてくれる大人っていうのがすごい充実してるのかなというふうに思っていて。それこそ、本当に今起業して社長をされている方であったりとか、銀行に勤めている方であったりとか、もちろん業者の方もいますしこう支えてくれる大学生の方もいるっていう、高校生が主体ですけど、高校生を支えてくれるまわりの大人の人大学生の人っていうのがすごい充実してるなって思います。だから、こう何か税金とか、そういう難しいことで、ご自分たちのチームが困った時にも、すぐに相談できる人がいたりとか、終わったあとも、次のプログラムにつなげていただいたりとか。ちょっと上の先輩大学生のお兄さんお兄さんとかって言う関わりが持てたのはすごい大きかったなと言うふうに思っています。

     

    ―プログラムを通して、今の自分に変化を感じる部分はありますか?

     

    稼ぐ難しさっていうのは、この数字の短い期間ですごい思ったなと思っていて。本当に6グループかあった中で、それぞれに2万円配られて、それを増やしてくれっていう。中でも、「まずどう増やすのっていう。」「どこにこのお金を使うの。」っていうところからみんなで考え始めてじゃあ、例えば。「100円で仕入れて、それを120円で売るだったら20円の利益が出る」みたいなそういう、誰でも考えても分かるようなことでも、それをいざやってみるってなると、「どこでそれを買うの」とか「じゃ送料かかっちゃうよね」とか。「誰が想像でも払うの」とか。やっぱり頭では簡単に考えても、「実際やってみる」と「考える」とやってみて全然違うので。それはやっぱり「やってみる」っていうところまで行けたのはすごい大変だったし、難しかったなというふうに思うんですけど、それは凄くいい経験になったなと思います。

     

    ―このプログラムはどんな人におすすめしたいですか?

     

    今の高校生だと、起業してみたいなとか、ちょっと興味がある子って少しずつ増えてきてるのかなというふうに思うんですね。だから将来、起業興味あるよっていう人とか、あとは、高校生のうちに、ほかの子がやっていないようなことをやってみたいとか、部活入ってなくて、いつも家暇だけど、学校だけじゃちょっと物足りないなとか。学校の人にコミュニティほしいなあ、とかいう子にとっても参加をお勧めしたいなというふうに思っています。これに参加することで、学校にはいないほかの、高校に通っている、高校生とか大学生して大人の方と繋がれる機会は本当にほとんどないので、そういうのにこうきて本当に興味がある国は来てほしいなあというふうに思っていますし、気軽に参加してほしいなあというふうに思います。やっぱり来てみないと。そして参加してみないと、経験してみないとわからないので。これに参加して「合わなかった」と思ったら、それはまたそういう自分は合わない体質だったんだって。新たな発見ができますし、これが自分で気付かなかったけど、本当はこういうの得意なんだとか、何か自分人前で話す事、得意なんだとか企画するのとくい、なんだってやっぱ経験しないと自分が得意か不得意かわからないので、でも興味を持ったりとかした今夜是非参加して欲しいです。そうでなくても、まず挑戦してみる。やってみる、みたいな感じで、本当にすべての高校生の方にオススメしたいな、してほしいなあというふうに思っています。

     

    ―親御さんに向けてメッセージをお願いします。

     

    高校生だとこう。勉強勉強っていう感じで。「じゃ、次のテストは何点取ってこい」とか「じゃあ〇〇国立大学に行こう」とかあると思うんですけど、「社会に出てから必要なスキル」って基本的に学校ではあまり教えてくれないんです。日本では。そういうのをこう社会って、本当に必要なスキルとかっていうのは学校の外に出ないと今の日本では学ぶことが殆どできないのかなと思っています。そうなった時に、やっぱりこういう場っていうのはこれから増えてくると思うんですけど、「参加する」ということがお子さんにとっての、気づけない「得意なこと」を掘り出してくる機会だと思います。学校生活がつまんないなとか、悩んでるっていう子にとっても、もしこれに参加したら、何か自分の将来の夢が見つかったりだとか、行きたい学校がどこかに見つかったりだとか。逆にそれによって勉強の意欲が出ることにもつながると思います。ほとんどの方は今、学校と家とみたいな感じで生活してると思うんですけど。でもこの場に追加で学校の外の場を経験していただくと、こうまた違った、人生を歩むきっかけになるのかなと思いますし、僕自身もこれに参加して、また、新たな世界が見えて、また別のこれまで考えてきた、こうしようかなと思っていた人生とまた違う人生を歩み始めようとしているので、是非参加してほしいなあ、というふうに思いますし、お代がかかってしまうんですけど、それ以上に何か得ることはあるのかなというふうに思います。こう未来への投資だと思ってお子さんに参加していただきたいなと思っています。

     

    この記事を通して伝えたいことはありますか?

     

    就職をどこかにしても定年まで働き続けるっていうことって、多分、今そんなに無いのかなと言うふうに思って。こう就職しても、例えば2年で別のところに就職したりとか、再就職したりとか、転職したりみたいなことがけっこうざらにあるような世界になってきているのかなというふうに思います。もしかしたら起業するっていう、新しい選択肢っていうのも、わりとスタンダードになってきてるのかなというふうに思ってます。なので、こういう時に心配すると思います。僕自身の親もこれに参加するとか、何か学校の外で活動するっていう時にやっぱ心配をすると思うんですけど、今何か挑戦をするとか、学校の外で学ぶっていうのも、これから割とスタンダードになってくるのかなというふうに思いますし、他の学校の大人と繋がるっていうことも、これから当たり前のことになってくると思います。近未来を体験するというか、これからの世界こうなってくるんじゃないのかっていうものが、今こうやって、今作られてようとしているので、それには積極的に率先して、参加して頂くと、今すぐ、何が変わったかっていうのは難しいかもしれないんですけど、「あ。あの時にやったことって、こういうことに繋がってたのかな」みたいな発見が3年後、5年後、10年後とか、もしかしたら20年後かもしれないんですけど、あるのかなというふうに思うので、こう目先すぐ、1か月後に2か月ごとか1年以内っていうこともそうですけど、中高生の起業体験という選択肢はとてもありなのかなと思っています。

     

    ―私たちプログラム事務局へ応援コメントをお願いします。

     

    そうですね。いや、頑張ってほしいです。いや、でもこういう機会がないと、高校生が学校の外に出るってことはないですし、やっぱこれをって、それを持続して行く継続していくっていうのが本当に大事なのかなというふうに思っています。ぼく自身も今、小中学生向けにプログラムつくって、高校生のプログラムを作っていって、同業種的なことをやっている店もあるので。そこは、ぜひ一緒にこれからも、っていうふうに僕は思ってるんですけど、こうやっぱ学校の外で何か挑戦をする場を作るっていうだし、「何か経験をして失敗をして」っていう経験を本当に大切だなというふうに思いますし、僕自身も、スタートアップユースキャンプも僕が参加して、何か失敗してって経験を得たので、そういう場はこれからも作っていただきたいなというふうに思いますし、ぜひこれからも一緒に作っていきましょうというふうに思っています。